こんにちは！プランナーの鎌田です。

開放感あるリゾート地で、写真も一際映える海外挙式…とても素敵な挙式の形ですが、気軽に家族や親族以外を呼ぶことはなかなか難しいです。そのため、海外挙式の場合は、呼べなかった多くの親しいご友人・お世話になっている職場の方々などへ、改めて結婚報告できるようなお披露目の場を考えないといけないですよね。

「二次会は、当日国内で結婚式を行った後にやるものじゃないの？」

と考える新郎新婦もいらっしゃるかもしれません。

しかし、実はそんなことはないのです。

帰国後のパーティとして、ご友人・職場の方々に日ごろの感謝の気持ちを伝える結婚式二次会を行った多くの先輩夫婦がいらっしゃいます。結婚式二次会とは、友人を中心にレストランやカフェで会費制にて行うパーティのことですので、当日に結婚式をしていなくても大丈夫なのです。

では、せっかくのお二人の結婚、きっとご友人もお祝いの機会を待っているはずです！どうやって準備をしていくのか確認してみましょう。

開催日の設定について

「海外挙式を行うのだから、あまり日をあけずに二次会も行った方が良いのでは？」とお考えの新郎新婦はちょっと待って下さい。せっかく海外挙式をしたのですから、ぜひ当日の様子を結婚式二次会でも写真やDVDでゲストに報告していただきたいです。

実は、写真やDVDの納期は長いと挙式から2か月以上先の場合があるので、挙式後すぐに結婚式二次会を設定すると納品が間に合わない可能性があります。挙式後2か月くらいはあけて開催日を設定しましょう。当日参加できないからこそ、挙式の様子を楽しみにしているゲストはたくさんいます。ぜひステキなリゾート地での挙式の様子を見てもらいましょう。念のため、納期がいつになるかは事前に聞いておくと安心です。早めに受け取ることのできる「特急料金」を設定している所もあります。

二次会の準備は海外挙式の2～4か月程前から始める方が多いです。準備から結婚式二次会までの日は大体4～6か月程になる計算です。これだけあれば余裕を持って準備ができそうですね。

例えば9月に海外挙式をするとすれば、二次会は11月頃です。そうすると5月には二次会の開催日を決めて、会場を予約しておくような流れになります。

パーティスタイルについて

準備について

当日に結婚式をしない場合、何か特別な準備は必要でしょうか。

考えられるのは衣装と装花です。

衣装

結婚式で着たドレスがオーダーメイドであれば、二次会でもぜひ着用しましょう。

レンタルの場合は、別の日に開催する結婚式二次会では衣装を用意しなくてはなりません。結婚式二次会用のリーズナブルに用意できるドレスレンタルショップなどもありますし、「衣装は奮発したい！」とたくさんドレスショップを回って選ぶ方もいらっしゃいます。

ただし、結婚式二次会は比較的自由な場ですので、ドレスに縛られる必要はありません。ハワイ挙式をした先輩夫婦はふたり揃ってアロハシャツで登場なんて方も。ご自身の予算や、どんな二次会をしたいかのイメージとで相談してみて下さい。

装花

当日の結婚式後の二次会では、披露宴で使用したメイン装花を二次会会場へ持込することができます。新郎新婦のメインテーブルを飾るお花のことですね。海外挙式では別途用意しなければいけなくなりますが、装花は必須という訳では無いので、用意が無くても大丈夫です。ウェルカムアイテムを飾る新郎新婦もいますし、会場によっては無料で飾ることのできる造花の装花を用意している会場もあります。ただ、せっかくのお披露目なのだからと、華やかになるようブーケやブートニアと合わせて希望のイメージになるよう注文される新郎新婦も、もちろんいらっしゃいます。どのようにするかはふたりで話し合いましょう。

「海外挙式後だからこそ」の利点

リゾート地のステキな写真・映像を用意できることはもちろんですが、その他に現地のお土産を用意できることが海外挙式後だからこその利点です。現地でしか購入できない品物をプチギフトにしたり、ゲームの景品として入れたりすれば嬉しいサプライズですよね。お土産をゲーム景品として発表する時に、折しも海外挙式について触れることもできます。

まとめ

せっかくの海外挙式ですので、その映像や写真をぜひゲストに見てもらい、当日の様子を感じてもらいましょう。ふたりの日ごろの感謝の気持ち、これからもお世話になりますという気持ちを伝えられる、ステキな結婚式二次会ができると良いですね。そのお手伝いに、よろしければプロの幹事も候補の一つとして考えてみて下さい。